映画「Sicario Day of The Soldado ボーダーライン・ソルジャーズ・デイ」を観た

2021-03-02 Netflix で視聴。Amazon Prime Video 見放題対象でもある。2018年の映画。

あらすじ

メキシコでは、諸外国からメキシコを経由しアメリカへ不法入国するのを手伝うビジネスが栄えていた。アメリカで発生した自爆テロも、テロリストがメキシコを経由したものと推測され、ビジネスを仕切るカルテル同士を抗争に陥れる作戦が秘密裏に進んだ。

ジョシュ・ブローリンは再びベニチオ・デル・トロをスカウトし、作戦に参加させた。ベニチオはカルテルのリーダの娘イザベラ・モナーを拉致し、カルテル同士の抗争を誘発した。その逃走中、メキシコの汚職警察に奇襲を受け、イザベラは一人逃亡。ベニチオはイザベラの後を追い、ブローリンはアメリカに戻る。

アメリカに戻ったブローリンは、メキシコの関係悪化を恐れたアメリカ大統領から、作戦中止を命じられる。仕方なくブローリンは、ベニチオに「イザベラを始末しろ」と命じるが、ベニチオは拒否。そこでブローリンは、二人をまとめて始末するため、再度メキシコに向かう。

ベニチオはイザベラとともに、カルテルが仲介する密入国のグループに混ざる。しかし二人の招待がバレ、ベニチオはカルテルに参加し始めたばかりの少年ミゲルに、顔面を撃たれ倒れる (カルテルの連中は射殺したと勘違いした)。ショックを受け止めきれなかったミゲルは途中で逃亡。イザベラはカルテルの連中に連れて行かれるが、そこにブローリンが登場。カルテルの連中を全員抹殺した後、上層部の命令を無視してイザベラのみを救って証人保護プログラムを適用する。

1年後…。

入れ墨をガッツリ入れ、密入国ビジネスを仕切るようになっていたメキシコ少年ミゲル。彼の元に突然ベニチオが現れ、「君の将来の話をしよう」と言うのだった。

感想

前作のエミリー・ブラントは続投せず。女っ気ゼロの続編ってどうなるのかなーと思ったら、前作の二人がまた違った描かれ方になっていてなかなか面白かった。

前作でイケイケだったジョシュ・ブローリンは、本作では上層部の言いなりで、自分が鍛え上げたベニチオを自分で始末しなくてはならなくなる。一方ベニチオは、亡くした娘のために手話を覚えていたことが明らかとなり、誘拐したイザベラを自分の娘と重ねて苦悩したりする。

女子供も容赦なく殺すテログループの描写も生々しいし、ブローリンやベニチオらの冷酷さも、前作から変わらずエグい。

ラストでギャングとなったミゲル少年を、ベニチオはどうしたのだろうか。彼を更生させるべく働きかけた?それとも殺してしまった?どっちかは分からないけど、前者だと希望があっていいなぁ…。でもそんな希望のある映画でもないような。w